読み聞かせをするので、探していた時に見つけた本です。
ひとりぼっちのハッチさんは、誰とも交流を深めようとはしないのですが、ある時郵便屋さんが配達してくれたバレンタインデーのチョコと、「あなたがすきです」と書いてあったカードをもらって、とても喜びます。
一人だと思っていたけど、
本当は自分のことを好きだと思ってくれている人がいる。
そう知った時に、ハッチさんは優しさを表現し始めるのです。
本当は、郵便屋さんの配達間違いだったのですが、
心を一度開いたハッチさんの優しさに触れた町中の人が、
最後には、ハッチさんへの愛を口にしてくれます。
黙っていては人の心はわからないけど、
人に優しくすればその思いは伝わり、そして愛される喜びも知ることができる心温まるお話でした。
小1の息子も読んだ後、よかったと感想を言ってくれました。