「涙」「涙」と聞いていたこの絵本ですが、初めて読んでみて、本当に涙があふれました・・。
親になって、まだまだ新米ですが、異国の地で、ちょうど息子がちょろちょろする以上に暴れる(!)ようになってから、育児に度々疲れを感じるようになっていました。
自分の心を投影しているようなこの絵本に涙しながら、そして同時に、あまりの「同感」にビックリしました。
親になって初めてわかるこの気持ち・・。我が子の愛おしさと、自らの親の愛情に対する感謝の気持ちでいっぱいになり、涙が流れるのではないでしょうか。
絵がわりと大人風なので、息子には読み聞かせづらいかと思ったのですが、意外と読んで読んでと持ってきます。内容はまだまだ理解できていないと思いますが、もう少し大きくなって自分で読めるようになった時にもぜひ読んでもらいたいと思うし、そして何十年か先に我が子が「親」になる時、また手渡してあげたいとも思います。
ママ向きだけではなく、パパにもぜひ、パパこそ読んで欲しいような一冊かもしれません。
これから赤ちゃんが生まれて親になるというご夫婦へのプレゼントにも最適な本だと感じました。