おとうとやいもうとたちより、ちょっぴりお兄ちゃんのたまごにいちゃん。なぜ、「ちょっぴり」かというと、ときどき「たまごのときはよかったなあ」と思ってしまうから。だって、まだお尻に殻が残っているんですもの。
たまごにいちゃんの友だち達は、殻をつけていないから、立派なにいちゃんですね。この友だち達は心も立派なんです。だって、「たまごのからにもどりたくなっちゃった」と泣くたまごにいちゃんをバカにもせずに、殻のかわりとなるものを探してくれるのですから。
そんな友だちに励まされて、たまごにいちゃんもりっぱなにいちゃんになれました。お尻の殻がとれたのです。よかったよかった。でも、つまり、これって「たまごにいちゃん」シリーズはおしまいってことでしょうか?それには、惜しいキャラクタです。