実は、以前、たまごにいちゃんの第一作を読まずに、
続編のこの絵本を、いきなり読んだことがあるのですが、
その時は、いまいちよさがわかりませんでした。
もちろん、この絵本だけでお話は独立していますので、
話の内容とかは分かるのですが。
今回、ちゃんとたまごにいちゃんがなぜ「たまごにいちゃん」であるのかを分かった上で、読んでみたらば…
ああっやっぱりせつなくて、面白い!
母恋し、のたまご兄ちゃんの気持ちも分かりますし、
「たまごにもどりたい」なんて、これっぽっちも思っていない友達の前で、少し恥ずかしくなってしまう気持ちもよーくわかります。
そして、最後!!
親の身分の私としては、おめでとう、を言いつつも、ちょっぴりせつないかな?
この絵本はやはり、シリーズ順番通りに読まれることを、おすすめします。