低年齢向けのお子さんのお話会に読もうかと、一緒にお話しのボランティアをやっている方が考えて見つけてきた作品です。
この絵本が日本で最初に発表されたのは1959年(?)、ざっと50年前くらいになります。絵柄はいくらか古い感はありますが、明るい色彩が目を惹き、時代に関係なく絵本を楽しませてくれます。
大したページ数も、文章の量もないのに、インパクトは強烈で、読み返してみると、あれ?こんな数枚しかページがないんだと、びっくりしました。
登場するきつねやネズミの表情も豊かで見ごたえがあります。
土の模様や、石ころ、バックの花々にもこだわりを感じました。
イラストがはっきりとしていてインパクトがあり、起承転結が短くスッキリまとまった物語。
これは、低年齢のお子さんにはうってつけの絵本!だと思います。