何とかしてねずみを食ってやろうとするきつね。
逃げようとするねずみ。
きつねとねずみの会話が多く、リズミカルなので読み聞かせをすると、子ども達に喜ばれます。
きつねの だんなが やってきた。
じろ。じろ。じろ。なにか いいこと ないかなあ。
おい、ねずみ。ねずみ。はなが どろんこ・・・
なんだって・・なんだって・・・
おあいにくさま・・・。
ごく短いお話なのにスリルがあり、ずる賢いくせにのんびりしたきつねと、賢くて用心深いねずみがユーモラスです。
また挿絵に描かれている子ぎつねや子ねずみ達の様子が愛らしくて好きです。