何日も降り続いた雨がやっとやんだ日、きつねがうさぎを追いかけています。
うさぎは、この丸太を渡れば逃げられると思い、きつねは、この丸太を渡らせなければ捕まえられると思いました。
ところが、きつねが丸太に飛び乗った途端、丸太が大きくはずみ、土手の石が崩れ落ち、丸太は土手から離れてしまいシーソーのように揺れだしました。
ウサギもキツネも一歩も身動きできません。
ずーっと、ハラハラドキドキしながらお話が進み、次はどうなるのか気になる娘の手がページをめくります。
橋が傾いたり、ぐるぐるまわったりするのに合わせて、文字が書かれているのが面白く、ぐるぐるまわるところでは、いつも大笑いします。
次々変わるきつねとうさぎの表情も良かったです。