木の下で、洗礼なんていう言葉があったから、5才の息子にはお話が充分理解出来るのだろうか? 顔色を見ながら、読み聞かせをしていました。が、ページをめくる度に、人々の木を助けたい気持ちが充分伝わってきて、「なんか、寂しいお話だね」と言っていた。
本当に寂しいと思った。
みんなの憩いの場でもあった木、この家族の歴史を見守り続けてきた木、それなのに化学薬品と言う仕業で、木は死んでしまう。
これは、木に限らず、人々が自然を破壊してしまっている代表例だと思った。
どんぐりを土に埋めてもどうしょうもないと思う。でも、それが、願いでもあるような気がしてならなかった。
本の題名が、心に突き刺さっています。