人間の友だちがいないミンケパットさん。
ピアノを弾いていたら、小鳥たちが集まってきます。
小鳥のさえずりがメロディーがわかるようになり、ピアノを弾いて小鳥のさえずりと一緒に音楽会をしていました。
ミンケパットさんは、小鳥たちを大事に思っているのが伝わってきます。
人間からは理解されなくても、ミンケパットさんは幸せなのでしょう。
しかし、ミンケパットさんが周りの人々から理解される事件が起きます。
ようやく、ミンケパットさんは自分の居場所を見つけたのかも知れません。
絵が落ち着いた色合いで、温かみがあります。
読み終わってほっとする絵本です。