マルヒゲさんの建築事務所に持ち込まれた依頼。
それは、「人間と小人が一緒に住む家」だったのです。
さあ、マルヒゲさんの一大プロジェクトが始まります。
建築士でもある作者の青山さんの専門知識が散りばめてあります。
それにしても、小人たち、何人いるのでしょうか?
全ての小人たちにサブストーリーがありますから、どのページもワクワクです。
もちろん、設計や建築の様はリアリティたっぷり!
とても魅力的なのです。
マルヒゲさんのつぶやきからはグローバルな視点がうかがえます。
彼の無愛想な表情もまた、味わい深いです。
細部までじっくりと楽しんでほしいので、少人数で顔つき合わせて、というのがいいと思います。