同じ作者の『きつねのホイティ』や『かさどろぼう』が大好きなので、こちらも読むのが楽しみでした。
踊りや音楽のないねこのくにに、あるとき、お面をつけた2人組のおきゃくさまが船でやってきます。彼らに導かれるように、働くことだけでなく、踊ったり歌ったりして楽しむことを知り、ねこたちはいっそう幸せに暮らせるようになります。
楽しむことの大切さを再確認できる絵本で、大人にも気づきがありました。
子どもたちは、2人組のお客様の正体が分かると、予想が当たったからか大喜びしていました。
前出の2冊同様、この絵本も大勢への読み聞かせにも向いていると思います。