ずっとずっと探していた本です。平山和子さんの“果物”という本を以前読み聞かせをしました。その本で平山さんのみずみずしいとにかく本物よりもおいしそうな絵が大変気に入りました。それで、この”おにぎり”は念願の本だったのです。文章はきっとご主人さんかな?と勝手に想像しました。おにぎりをおいしく握るため、握っている人の手はとても“熱そう”なのが伝わってきました。おにぎりの具は梅干しです。今は本当におにぎりの中に入れる具の種類が沢山あります。それでも、この絵本を娘に読み聞かせをして、おにぎりにはやっぱり”うめぼし”がいいな。しかも自家栽培の自家製の物を。作りたくなりました。平山さんの一粒一粒を大切に描いている”おにぎり”絶品でした。出来たおにぎりに大小あるのはお母さんと子供が握ったからかな?と想像しました。”はいどうぞ”と渡してくれるので”はい、ありがとう”と受け取ってお出かけしたくなる絵本です。娘がもう少し大きくなっても何度も何度も読んであげたいです。