「みんなじろじろ見るから、でかけるのん、いややねん。」
私は、この本を読む度に泣けてきます。
以前、新聞で、魂レベルが高い人は、自ら障害を持って生まれて来て、人々に愛を教えると載っていましたが・・・
そんなに強くないですよね。。。
私の娘は、障がい者ではありませんが、食物アレルギー持ちで、アナフィラキシーショックを何度か起こし、死に掛けました。
給食も皆と違うものを食べています。
先生や給食センターで、色々と配慮をして頂いてますが・・・
「給食大嫌い!」です。
この絵本にも、「わたしかてなんにもなかったら ゆうえんちもデパートもいきたいもん」とあります。
娘も何もなかったら、給食大好きなはずです。
5年生のクラスで読み終わり、教室を出た後、先生が
「みんなは、車イスじゃないけど、何を思ったかな?」と生徒に問いかけてくれました。
一人一人、感想は、違うと思いますが、生きる力を頂ける本でもあると思いました。