『かみさまからのおくりもの』の樋口通子先生の作品です。
春から幼稚園・保育所へというお子さんにいかがでしょうか。
うちは、かえるくんの出てくる季節に読みました。
幼稚園バスを待つともちゃんが、あまがえるを見つけて幼稚園へ連れて行こうとつかまえて、バスに乗りました。
このつかまえるシーンの“そーろり そろりの パクッ。”が、当時息子にうけました。
バスの中のパニックは、想像していた通りでした。
かえるさんを追いかけて園児たちが夢中な様子が伝わってきます。
園児たちとかえるさんとの楽しい時間に息子は目を奪われていました。
おばけごっこは、しばらくわが家で流行りました。
園児たちの制服のオレンジに近い黄色とかえるくんの緑色を基調とした色数を押さえた作品ですが、元気いっぱい生き生きのこどもたちが皆可愛らしく描かれています。
息子が時計に興味を持ったのも、この作品が最初でした。
この絵本で、幼稚園ってどんなところか息子もわかったようでした。