私自身、14匹のねずみシリーズが大好きで何冊も読んできたのですが
こんな著書もあったのかと手に取ってみました。
タンタンの大好きなずぼんは、楽しい使い道が沢山。
こんな使い方は?こんな遊び方も!あんなことだって出来ちゃうかも!
最後はぎゅーんと空に飛んでっちゃう妄想まで。
子供の想像力が駆り立てられる絵本です。
沢山のおもちゃが無くっても、こんなに楽しく遊べるんだなぁと、新しいおもちゃに頼りがちな私はつい反省しちゃいます。
シンプルな構成が2歳なりたての娘にもはまったようで、何度も何度もリクエストします。
ところであとがき部分に、作者の意向で挿絵を変更したとあります。
ある日子供向けコーナーで古く色あせた本書を見つけ、ぱらっとめくってみたところ、お父さんがくわえタバコで抱っこしていました。ここを削除したようです。
時代は1960年代…時代の変化をきちんと汲み取り挿絵の変更という大掛かりな対応が取れる作者の柔軟さを感じました。