表題どおり、「大きくなったらなんになる」というテーマの絵本なのですが…
これが実に細かい。
大きくなったら、船長さんになる。ふんふん、そうですか。
いえいえ、それでお話は終わりません。
探検して、獣にあったり、人食い植物とたたかって、嵐にあって、おばけどりにつかまって、海に落とされて、いるかに助けられて、海のそこから宝箱を引き上げるの!
…長い!!
子どもの想像力って、なんてすごいのでしょうね。
この想像は、船長さんバージョンだけではありません。
宇宙飛行士バージョン、猛獣使いバージョン、発明家バージョン、園芸家バージョン、水泳のコーチバージョンと、
まあ、なんとバリエーションに飛んでいることでしょう!
子どもは、一生懸命耳を傾け、へえー、へえーと感心していたようです。
正直、読む方は、最後の方、ちょっとうんざりしてしまったのすが。
落ちが、ちょっとビターで面白いですね。