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かいじゅうたちのいるところ」 COCO.さんの声

かいじゅうたちのいるところ 作:モーリス・センダック
訳:じんぐう てるお
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:1975年
ISBN:9784572002150
評価スコア 4.49
評価ランキング 10,499
みんなの声 総数 312
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  • 是非何度も読んでみてください

    • COCO.さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    自分が子どものころに読んでみたいと思っていた絵本。
    でも機会に恵まれず、自分に子どもができたら読んであげようと思っていた絵本。
    敢えて下調べは一切せずに購入し、やっと手元にやってきたのは長女が2歳を過ぎてからでした。

    最初に読んだとき、長女の反応はイマイチで、私の方も、色々な協会から選定されていることや、長年読んでみたいと思っていて期待が大きかったからか、そんなにいい絵本?というのが第一印象でした。

    それから長女に選ばれることが少なかったこの絵本ですが、次女が3歳になった今、次女のお気に入り絵本になりました。

    何度も読むようになって初めて気付いたのは、『月の形の変化』。
    長女と読んでいた時は、かいじゅうたちはマックスの夢だったのね?と読み取っていたのですが、変化に気付くと、もしかしてマックスは本当に冒険してきたのかも?と少しの不思議を残して絵本を閉じるドキドキ感。

    また、『絵の大きさの変化』も、何度も読んで気付いたことで、この変化があるからこそ、物語の抑揚を感じられるのだなと納得しました。

    もちろん、小さな娘たちはそんな事は気付きもせずに、「このかいじゅうこわい!」とか、「マックスわるいこだね?!」などと言って楽しんでいますが、それもそれでこの絵本の楽しみ方。

    何度も開いて読んで、何度もワクワクしてもらいたい。
    そんなメッセージがあるように感じられます。長く愛されることに納得する絵本です。

    投稿日:2020/11/21

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