バーバラクーニーさん。ルピナスさん
を書いた方が絵を描かれていて
繊細な丁寧な絵です。
主人公の家族が今年のクリスマスツリーの当番になって
モミの木を探しにいき
立派なモミの木を探して
印をつけます。
しかしお父さんは戦争に行ってしまい・・・
父親を心配する子どもの不安な姿や
今年はクリスマスツリーは無理ではないかと
村の方々の不安な様子に
母が控えめにしかし凛とした態度で
対応します。
母親として自分はこうできるのだろうかと
涙涙で読みました。
ラストはクリスマスの物語らしく
ハッピーエンドで終わるところも
幸せな気持ちにさせてくれました。
母親学級や育児サークルなどでも
活躍する一冊だと思います。
お勧めです。