最初、読んだときには、おくりものにいちいちケチをつけるようなやりとりがあるので、あまり良い気持ちがしなかったのですが、もう一度読んだら、”あ〜、なるほど”と思えるようになりました。
確かに、自分が良いと思ったものを人にあげるのではなく、その人の人柄を知った上で、何が一番喜んでくれるだろう?と考えてあげるべきなのです。
贈り物は自己満足ではいけないのです。
そのことが、子供にもわかるようなお話になっています。
絵もとてもかわいいし、主人公のボビーが選ぶおくりものも、まさに子供が選びそうなものばかり出てきて、面白いんじゃないかな。