グリム童話
ミリーの母親は夫を亡くし また子供を亡くすと言う不幸な人生だったかもしれません。 一人残ったミリーをこよなく愛した母親
母親は子供を守る為ならどんなことでもする。 深い愛を持ってミリーを守ろうとするのですね。
一人の女の子もまた怖い思いを乗り越えて祈り 天使に出会って道案内してもらって そこで ヨセフに出会うのです
ヨセフは 幼子イエスの世話をした方だったのです。 ミリーはヨセフに守られて、お母さんと再会するのです。
ただ 30年もの歳月が流れていたのです(ここのくだりは、日本の昔話の浦島太郎の世界に似ています)
ヨセフと3年間過ごしたのが 30年だったのですが・・・・
母との出会い 母と語り合い しあわせな眠りについたのですと結ばれています
ここは、キリスト教の イエスのみちびきを感じます。
モーリス・センダックの絵は すごく丁寧に描かれていてヨセフと過ごした場面も印象的です!
表表紙も見逃せません! お母さんがミリーを守ろうと 森の中へ連れて行くところが 描かれているのです。
お話は、大人の私も感動しましたが 高学年のお話が好きな子に 読んでほしい お話だと思いました。
グリム童話はたくさんあります 他のお話も読んでみます