自分と一緒に育ってきたくるみの木。
それがどれだけ大切なものか、ゆうたの気持ちが痛いほど伝わってきます。
でも、もっともっと大切なものがあることに気が付いたんですね。
ゆうたの優しい心、そしてひとつ成長した姿にジーンと感動しました。
家族のみんなもとても優しくて心が温まります。
ゆうたの気持ちを大切にし、決して無理をさせたり怒ったりしない両親。
大切なことに気付くまで温かく見守る姿には、子供への深い愛情を感じました。
河原でくるみの実をうめるゆうた。
この実もいつか芽を出し、ゆうたと共にきっとまた成長していくのだと思いました。