風が吹いたら桶屋がもうかるなんていう言い回しがありますが、この絵本もニワトリが道に飛び出すことによっていろいろな出来事が連鎖反応的に起きて、最後には元に戻ってニワトリが道に飛び出すことになります。
9歳の子に読んだのですが、最初はあまり興味無さそうに聞いていましたが、最後まで来ると「ありえねー」と叫びました。「最初に戻って同じことが繰り返されるんだね」と私が言うと、「同じことが起きるわけないだろ」と言いながら楽しそうでした。
小さい子に読む場合は途中であきてしまうかもしれませんね。最後まで興味を持続できるかがカギですね。
こういった遊び心のある本がもっとあったらいいな。