小さい南の島に住むおさるの毎日は、おひさまが昇ると目を覚まし、おしっこをして、ごはんをたべて、けづくろいをして、遊んで、また夜になったら寝る…という生活の連続です。
そんなおさるの島に、1年に1度か2度、ウミガメのお爺さんがやってきます。ウミガメのお爺さんは世界中を旅しているので、その旅のお話を聞くのがおさる達の楽しみ…。
小学1年生の娘に読み聞かせましたが、ウミガメのお爺さんの甲羅が見え始め、いよいよ上陸か…という所で大爆笑。読み聞かせが終わった後は、何度も自分で読んでいました。
字が大きめですし、繰り返しの部分も多いので、小学1年生には丁度良い長さだと思います。
毎日が平凡に過ぎていく生活。刺激はないけれど、平凡な日常を続けていられる、そんな平和な毎日が一番幸せなのかもしれないと感じさせてくれる本でした。
あまりに忙しすぎる毎日。少しぼーっとしてみようかと思わせてくれた本でした。読み終わった後は、リラックスモードです。