長女の出産前に、お祝いでいただきました。「おててがでたよ」「おつきさまこんばんは」と一緒にいただいたのですが、0歳代ではあまり興味を持ちませんでした。
一足の靴が主人公の絵本。
くつがぱたぱたあるいて、さんぽにおでかけしたり、つまさきでとんとんしたり。
ぴょーんと跳ねたと思ったら転んで、そしてひとりで起き上がります。
さいごにはぐーぐーと眠っておしまい、です。
1歳になり、なんとか歩き始めたころ、ちょうど「くつ」という言葉を覚えたころなどにぴったりです。
くつが歩き始めの子どもと同じように、
一生懸命あるいたり、走ったり、ぴょんぴょんはねてみたりして、ごろんと転んでしまうこともあるけれど、「ひとりでおきるよ」という姿に、きっと共感できるのではないでしょうか。
疲れてぐーぐーと眠る姿と見て、「もしかしたら自分の靴も、玄関で眠っているのかな」とおもわせてくれるような、あたたかい絵本です。