主人公の二コルは、クリスマスに‘サンタクロースをください’
と紙に書いて眠りにつきます。
それを見たサンタクロースは、頭を抱えて座り込み
すっかり困り果ててしまいます。
ニコルのお願いは聞いてあげたいけれど、
世界中の子供たちにプレゼントをあげられないのは困ります。
考えたサンタクロースは、サンタの服とカードを
ニコルの元へ置いて行きます。
カードには、サンタクロースがくしゃみをしながら
裸で頑張っている様子がうつります。
ニコルはそれを見て、サンタクロースが自分だけの
存在ではないことに気がつくのです。
とてもかわいいお話の上、とにかくカラフルで賑やかな本です。
カバーをはずすと、本の表と裏に、世界中の子供たちの笑顔が
広がります。
ただ、長い話なので、飽きっぽい息子は、なかなか最後まで
聞いていてくれません。
もう少し大きくなったら、理解できて楽しめると思います。
大人もワクワクして、物語に引き込まれていきます。
サンタクロースは、次の年のクリスマスもはだかでプレゼントを
配っちゃうのでしょうか!