ねずみの国を見つけたら、食べるのに不自由しなくなると思い、あおい目のこねこは、ねずみの国を見つけにいきます。
途中、色々な困難に出会うのですが、どんなことも、するりと交わし、どんどん進んでいきます。なかなか、えさにありつけず、はえや、蚊くらいしか口にはできないのですが、それでも諦めずに頑張り、黄色い目のねこに出会います。青い目をバカにされても、決して負けない、なんだか面白いあおい目のねこ。
お話は、「一の巻」「二の巻」…と淡々と進んでいきます。軽快なテンポで進んでいくお話は、ページをめくるのがとっても楽しみで、どんな結末が待っているのか、一気に読まないときがすまない気がしました。