6歳の娘と一緒に読もうと本棚から引っ張り出したのですが、4歳の息子も一緒になって聞いていました。1のまきから7のまきまである長いお話なので、少しずつ読もうかなと思ったのですが、読みやすい文章で、とくに後半部分のスピード感ある展開が面白く、結局一気に読んでしまいました。
あおい目のこねこは、食べるものに苦労せずに暮らせる「ねずみのくに」を探しにいきます。こねこが道を訊ねても、みなあおい目を見て相手にしてくれません。ようやく出会った黄色い目のねこたちにも、あおい目をバカにされ。。。
でもこねこはちっとも気にしません。水に浮かんだ自分の顔を見て、「あおい目はきれいだし、へんてこじゃない」と、自分を信じて、前を向いて歩き出すんです。
子供たちは、犬の背中に乗って、山をのぼって、山をくだって、また山をのぼって、またくだって、またまたのぼって、またまたくだって・・・ねずみのくににたどり着くシーンが特に面白かったようで、声をあげて笑っていました。
私も、こねこの大らかで前向きで性格に勇気をもらったきがします。特に「おもしろいことをしてみよう。なんにもなくても、げんきでいなくちゃいけないもの」というセリフが大好きです。