長い本だと覚悟して読み始めたのですが、1ページあたりの文章が短く、絵も多いのであっという間に読めてしまいました。まだ長いお話は途中で飽きてしまう3歳の娘も最後まで楽しそうに聞いていました。
目が青いというだけで、行く先々でひどい事を言われるこねこ。あまりにひどい言われように思わず眉をひそめてしまいましたが、こねこは大して気にする事もなく、自分の目に揺らぐ事のない自信を持っています。
大人になった今は、残念ながらこの世から差別を完全になくすのは難しいという事を悟ってしまいましたが、子供達には周りから何を言われようとも自分を愛せる強さを身につけてもらいたいと切に願います。