ゆうじが、大切な宝物の飛行機と交換してもらった「そらいろのたね」 この「そらいろ」というのがもうすでに「何でそらいろなの? おそらからふってきたの?」と子供をワクワクさせる存在のようです。そこからうちが生えてきて・・・どんどん大きくなって、だーいすきなかわいい動物たちがたーくさんやってきます。もう、チビ達はうれしくてうれしくて「今度は誰が来るかな」とワクワクしっぱなしです。ぐりとぐらまでやってきてます☆
そこにキツネがやってきて「ひこうきはかえすよ。だからこのうちはかえして」「みんなでていっておくれー」
ひとりじめしたキツネには天罰?!が下ります。
天罰が下ったキツネに対して、みんなが「あーあ」などと言うわけでもなく、ただ、のびてしまっているキツネを淡々と描写して物語は終わります。
そこがチビ達の胸に(もちろん、大人の胸にも)染みるらしく、
読み終わると、ポツリ「・・・ひとりじめはダメだよねえ」とつぶやいています。