絵が「ぐりとぐら」と同じ方なので、親しみ易くすんなり入れたようです。内容は、「ぐりとぐら」より奥が深く教えられることがありました。
子供って誰でも、人の物が良く見えて、取りかえっこしたい気持ち持っていると思うんです。そして、とりかえっこして、でもやっぱり又返してもらいたいと思ってしまうこと大いにあると思うんです。そんな時、どうしたらいいんだろう?
「きつねは皆を追い出して、一人でお家に入っちゃったから、こんなことになっちゃったんだよね。仲良くすればよかったんだよ」と読み終えた息子が言いました。
「そうだね、欲張りはよくないよね。一度取り替えたものなのに平気で返してもらって独り占めするなんてよくないね」って、1冊の絵本から、母子ともに色々学ぶことが出来ました。
絵本って素晴らしいなと思える1冊でした。