私自身、幼い頃に大好きだった絵本です。
【そらいろのたね】から家ができ、その家はどんどん大きくなり、次々と仲間たちがやってくる・・・。どうなるんだろう、どうなるんだろう、とワクワクしながらページをめくっていた覚えがあります。想像がどんどんどんどん膨らんでいくんです。それも一度にではなく、少しずつ少しずつ・・・。そして家がお日様にぶつかった時、自分も思わず「あっ!」と声をあげていました。
また、お二人の他の作品に登場する《ぐりとぐら》や《森の動物たち》が何気なしに描かれているところなど、とてもユニークです。子供と一緒に「これはダレだっけ?」「ぐりはココ」などと、ちょっと違う楽しみ方もできてgoodです。