主人公のねずみのぼうやは、よそのおうちのお父さんやお母さんが子供たちにしてあげている事が羨ましくてあの子達は特別だからなんだと思ってしまう
例えば、鳥のお母さんが柔らかい羽でくるんであげて、えさは空高く飛びかっこよくとってきてくれる。うさぎのお母さんは土の中に秘密のあなをどんどん掘ってくれる。あざらしの母さんは海深くもぐりえさをとってきてくれる。
それはあの子達がとくべつだから。あの子達だけ。
当然ながらそんなことはちっともなくどの子もお母さんやお父さんにとってはその子だけが世界でたった一人、とくべつな子供なんです。 兄弟がいたとしても一人、ひとりとくべつな存在ですよね。子供にありがちなよその子はいいな〜、妹はいいな〜とひがみにもにた気持ち。「あなたはとくべつで大切なたったひとりなんだよ」と伝え続けて行くことが大事だなとおもいます。
6年生の女の子がいますが、口もたつしなかなか難しい年頃です。私にとっては生まれてきてからずっと特別なたった一人ですが、子供にとってはお母さんの私はどうだろう?
うちの子供で良かったと思っているだろうか・・・