1938年が初版だそうで、古いお話なのですね。
とはいえ、子供たちのドキドキは永遠に変わりません。
眠れずおうちの中をうろうろ。子ども部屋はすっかり寒いのに、居間はまだ温かだなんて表現が、遠い遠い記憶をまさぐります。
ふと聞えてくる賛美歌。そうか〜、厳粛さには負けるけど情緒としては、日本で言う「火の用心」のようなものかな〜。
とにかくクリスマスイブの夜が特別なものだと五感にくる。
自分の記憶が呼び覚まされる。心にジワ〜ッと楽しさが広がる。
そんな絵本でした。
プレゼントを開けない子供たちが、プレゼントだけでなくイブの夜すべてに胸を躍らせていることをよく体現していたと思います。
でも中身はわかっているんですね(笑)
娘は、寝ないとサンタはやってこないと『ノンタン サンタクロースだよ』でインプットされているようで、イブの夜中にウロウロしているなんてとんでもない、とのことでした。
娘のワクワクは、いつもより早く寝ることだそうです(笑)