6年生の娘に、「おもしろかったよ!よんでみて」と勧められて読んでみました。久しぶり(中高生以来…?)に青い鳥文庫を読んだので、懐かしさでいっぱいになりました。中学校が舞台のお話ですが、これから中学生になる娘にとって共感できる部分が少なからずあったのでしょう。中学生に向けての憧れや期待がたくさんつまっている一冊でした。
大人なら誰もが通り過ぎてきた甘酸っぱいエピソードの数々で、懐かしさでキュンキュンします。甘すぎて恥ずかしくなってしまうような描写も自然にさらっと描かれていて好感が持てました。中学生、いっぱい悩んで恋して少しずつ成長していく大切な時期ですね。ここに出てくる登場人物たちもみんなまっすぐでキラキラとまぶしいくらいです。娘にも自分なりの青春時代を思いっきり過ごしてもらいたいな〜と思いました。