ロッタちゃんはもうすぐ5歳になる女の子。お兄ちゃんのヨナスや、お姉ちゃんのマリヤのように自分の自転車が欲しくてたまりません。でも誕生日の当日、自転車はプレゼントの中にありませんでした。そこでロッタは、お隣のベルイおばさんの物置にある自転車をかっぱらうことに決めました…。
友人にお祝いでいただきました。ずっと保管していて、娘の5歳の誕生日に合わせて読んであげました。とにかく絵が綺麗で丁寧で引き込まれます。子どもが大好きな色彩だと思います。お話は大人的にはちょっとビックリな内容かも知れませんが、子どもらしくて憎めません。娘もロッタちゃんが大きな自転車で坂道を駆け下りるシーンを、ドキドキしながら聴いていました。言葉遣いにはちょっとひっかかるところがあって読みにくかったりしましたが、これは和訳の問題かな。友人には、絵本に登場するバムセの縫いぐるみも一緒にいただき、娘はあの豚さんが、とニヤニヤしていました。