お誕生日に自転車がほしいロッタちゃん。
お兄ちゃんやお姉ちゃんのように風をきって乗りたいのです。
でもプレゼントの中には自転車はありませんでした。
そこでロッタちゃんは・・。
兄姉と何でも同じようでないと気が済まないロッタちゃん。
確かに「三輪車」と「自転車」って子どもの意識の中でもずいぶん違うんですよね。
息子は体が小さかったので、自転車を与えたのは、
同い年のお友達よりかなり後になってからでした。
何度も欲しい、欲しいと言われていたなあ。
「自転車に乗る」ってちょっとした大人へのステップなんでしょうね。
それにしてもロッタちゃんの大人顔負けの物言いや行動には
本当にびっくりするやらあきれるやら・・。
でも「わがまま」という言葉だけではなく、子どもらしい感情があふれ出ています。
怒ったり、悲しんだり、喜んだり・・・。
いろんな表情を見せるロッタちゃんは憎めない!
登場する周囲の人々がロッタちゃんの行動を温かく見守るところも素敵です。
息子は面白がって楽しそうにこの作品を読んでいます。
やっぱり共感することや思うことがあるのでしょうね。