デザインチックな画面構成と奥深いデッサン、伸びやかなスケッチラインに時代を捉えた着色彩。光を感じるホフマンの名作です。
こどもは「かみさま」「イエス」ということばを知っています。
お星様の中でも、クリスマスツリーのてっぺんにある星が
特別であることも知っています。しかしそれが、光だということを知りません。
「クリスマスのものがたり」なのに、どうしてサンタさんはいないの?
そう聞かれて、そうだね、いないねえ、じゃあ捜してみようか?と中をウォーリーして見つけ出したのが、ツリーの星だったわけです。
マタイ1-18への興味も、ここから始まるかもしれません。
ホフマンはたくさんのステンドグラス絵も作製しています。彼のデザインに光を感じるのも、そのせいかもしれませんね。
よい本に恵まれ、感謝。