“〜べき姿”にとらわれて、自分の素の姿をみせられなかった樹齢百年の大木のお話し。
「かっこよく、かっこよく」とポーズをきめ、緊張とストレスでいっぱいの大木には、誰も近寄って来なかったのでしょうね。
友だちは、心が折れそうなときに助けてくれます。
こりこりに固まった心の肩をほぐしてくれます。
喜びを分かちあう幸せを教えてくれます。
ひとりより、ふたりの時間が楽しい事もあることを大木に教えてあげたんでしょうね。
深いな〜と、読後奥付を見てビックリ。
12歳の方の作品でした。
何という感性でしょう。
忘れていたことを思い出させてもらいました。