高校生になった娘と本屋さんに行った時
娘がこの絵本を手にとって
「これ、中学の家庭科の授業で読んでもらった。」
と話してくれました。
中3の時の家庭科の先生は
「いつかみんながお父さんやお母さんになった時の為に…」
と 毎時間1冊ずつ絵本の読み聞かせをしてくれていたのです。
その先生は
「この絵本の素晴らしいところは 左のベーシ゜に描かれた果物が
右のページでは子ども達が食べやすいような形に変っている所です。」
とおっしゃったとか。
なるほど、と思いました。
右のページでは 果物がカットされたり皮をむかれたりして
大人の手から手渡されるように描かれています。
ちっちゃい子なら思わずもぐもぐと食べる真似をしそうです。
また 実際にこんな場面が生活の中にあったら
子供はきっと喜んで自分から食べ物を口に持っていくでしょうね。
話を聞きながら そんなことを考え、そして娘と会話しました。
将来 娘がママになったら
この絵本をプレゼントしたいなと(密かに)考えたりもしました(笑)。