たまに絵本を読んでもらう事があります。学生だったり、講演会で…だったり。
すこ〜し遠くから見ると、それぞれのくだものがとてもリアルで、まるで写真のようでした。
子どもたちにも身近なものばかりだけに興味津々、真剣に見てくれます。「さあ どうぞ」の場面ではその都度手に取って食べてくれます。
『おにぎり』もそうですが、絵本から香しく、美味しい香りが漂ってくる感じがします。表紙と裏表紙のサクランボはちゃんと中表紙で「さあ どうぞ」となっています。
ていねいな描写には頭が下がるし、子どもにこびていないのがいいです。2〜3歳の子ども向けのこういった絵本は大切にしたいと思いました。