歯が自然に抜けることすら、恐怖感をもっている息子が、この本をよんで、余計に不安をもちはしないかと、やや心配でしたが、息子は神妙な顔つきで読んでいました。
歯を抜くのは、大人だって怖いものです。でも、その怖さをこれほどまでにおそろしいものかのように表現されると、大人もややひきました。もちろん、本当は、麻酔注射のチクっという痛みだけでなんともない というところまで添えてあるので安心して読めましたが。
本の中で、お母さんにだきしめられていた男の子の姿が印象的でした。どんなこわいこともお母さんといっしょだったらダイジョウブ。こんな気持ちをもってくれていることを知ると、お母さん冥利につきますね。