だるまちゃんシリーズでお馴染みのかこさとしさんの絵本です。
一ページ目、20匹のこぶたたちの名前からして可愛くて、期待して読み始めました。が、やっぱり期待を裏切らない内容です。
色々な要素がぎゅっと詰まった絵本だと思います。
なまけものはよくないということ、嘘つきは良くないということ、一生懸命働くことの大切さ、収穫の楽しさ・・・、色々なメッセージが伝わってきました。
なんといってもこの絵本を読むと、人参がとっても美味しそうに見えてくるから不思議です。
たった一本の人参を食べずに我慢して、大切に育て、何十本もの人参にする場面で、4歳の娘はとっても感心していました。
結構長いお話ですが、最初から最後までじっくりと楽しめました。
人参嫌いのお子さんにもおすすめです。