この絵本はにんじん嫌いの子供のために書いたものだとか・・・。ぶたの家族がいました。子供はなんと
パタ、ピタ、プタ、ペタ、ポタ、バコ、ビコ、ブコ・・・の20ぴき(名前は全て書き切れませんが)。みんなにんじんをしりません。ある日みかん色の根っこの草を見つけました。すると、ねずみがきて「それは、みかんゴボウというどくのくさじゃ。わたしがすてにいってあげよう」というのでその草をねずみに渡しました。次にまた同じようなくさを見つけると今度はうさぎがきて「それは、怖いだいだいくさ。わたしがすててきてあげよう」というのでそのくさをうさぎにわたしました。そしてまた同じようなくさを見つけてみんなは「怖い草だよ、毒の草だよ」といいます。でも、そのことを信じなかったババタちゃんはひとりでかじってしまいました。するとどうでしょう。ババタちゃんは見る見るおりこうないいこになりました。それを見ていたみんなも食べはじめました。一本だけ残ったにんじんをお母さんに渡してみんなはにんじんを育てました。そして、怪我や病気の人にあげたりしたのです。最後ににんじん畑を作る際にでてきた粘土でレンガを作りいろんな建物を造るんです。その建物がとてもユニークで楽しそうですよ。