「めちゃくちゃ くさい メチャクサ」って相当読みにくいのですが、子どもの心をがっちり掴み、ここのところ毎晩読んでいます。
腐った葉っぱみたいなのを体中につけ、ハエがたかっている動物が主人公なんて、なかなかない設定ですよね。
始めは気持ち悪そうに見ていた娘も、メチャクサが何度も狼を撃退するのを見るうちに、すっかりメチャクサファンになってしまったようです。
この狼、森で一番強いそうですが、とてもそうは見えなくて、メチャクサの匂いにやられてしまうマヌケっぷりがかなり笑えます。
しかも行く末は・・・。「なんでやねん!」と突っ込みを入れたくなる衝撃のラストは、娘よりも親のツボにはまってしまいました。
潔癖症の方は無理でしょうが、なかなか面白い絵本だと思います。