とにかくすごく臭そうなヘラジカのメチャクサ。だけど、カエルや鳥やスカンクの人気者。
そしてヘラジカなのに、森で一番大きくて強いおおかみをやっつけて心を入れ替えさせてしまう。「短所も長所」を面白おかしく表現してくれる絵本だと思います。
おおかみがメチャクサを襲いにきた時、必ず角にいる鳥達は逃げずにおおかみに対して
怒っています。3歳の息子がそれを見つけて
「とりちゃん、怒ってるね。すごい臭いメチャクサなのに、大好きなんだね。」
と不思議そうに私に言いました。
うまく行かないとすぐ泣いて、自分はダメだと諦めてしまう息子の心に、
自分の臭さも気にしないマイペースで人気者のメチャクサの生き方は、どう映ったのかなぁ。
私的には、おおかみさんが好きです(*^_^*)