お母さんが病気のため、都会から山のおばあちゃんの家に
あずけられたトッコという女の子が主人公。
山の子達に弱みを見せたくなくて、東京の自慢ばかり
してしまい、仲良く遊べなくなってしまい・・・
山の子達とトッコ、このまま遊べないまま終わっちゃうの?
と思いきや、不思議な男の子が現れ、意外な方向へとトッコを
導いてくれます。
あの男の子は一体、何者??
その答えは描かれてはいませんが、想像力をかき立てられる、
素敵な作品に仕上がっていると思います。
答えは、読み手の心の中にあるということなんでしょうか。
子どもが読んだら、どんな答えを出してくれるのか、楽しみです。