表紙の絵にひかれ、娘が図書館で借りたいと言った絵本です。私が聞いたことがなかった絵本だったので、おもしろいのかな?と半信半疑で借りてきました。
最初は、読んでいるうちに寝てしまい、つまらないのかな〜?と思っていたのですが、一度、最後まで読んでしまってからは、1番最初に読んでほしいと言うようになりました。
昔話調で書かれているお話。
昔、「すがたがえ」というトンネルがあり、そこに入ると、どんなものでも姿を変えてしまうという恐ろしい穴。
ある日、いじわるなぬさばあさまを「すがたがえ」に入れました。
さあ、ばあさまはどうなっていまうのか…。
この後、どうなるのかワクワクがたまりません。
他の方の感想にも最後は書かれていませんので、私も書きませんが。娘は、ばあさまの姿が描かれている最後のページで大笑い!さすがぬさばあさまです!
このお話を読んでいて、ぬさばあさまは、村の人から嫌われていたようなのだけど、そんなに嫌われていたのかな?とも感じました。
いくら「すがたがえ」でどうなるか気になるとしても、長い間、手間をかけてばあさまの姿を見ようとして集まっていたたくさんの村人。だたのやじうま根性だけでは、続かないような気も。
案外、嫌われていても、みんなにとっては、いなくてはいけない存在なのかもしれません。
おすすめポイントとしては、お話のおもしろさだけでなく、迷路があったり、あみだくじがあったり、数え歌があったりといろいろ楽しめるところ。
期待していた以上に娘も喜んでくれたので、星5つです。