なかやみわさんの絵本は可愛らしい絵と、いいこではない姿が正直で好きです。
ケンカばかりしていた、たんぽぽときりかぶの関係って本当は一番気が許せて、本当のことを言い合える家族のようなものなのかもしれないですね。
文句を言いながらもお互いを気にかけあっている姿が微笑ましいです。
花が咲いて、いったんしおれて、綿毛をつけて飛んでいく、翌年にたくさんのたんぽぽが咲くというたんぽぽの成長が上手に絵本に取り入れられていて、他の絵本でたんぽぽの成長を理解した娘にはこの身近なたんぽぽが特に気に入ったようで、何度も読んで欲しいとせがまれました。