この絵本、作者の安房さんの文と、
挿絵作家の葉さんの絵がとっても素敵にリンクされていて、
春が待ち遠しい気持ちが一面に広がっていく感じでした。
決して華やかではないのに、その淡い色彩が冬から春へと
向かう季節の移り変わりの良さを表現しています。
寒がりなウサギさんが、クマの楽器屋さんを訪れました。
何か体を温める方法はないかと・・・
クマの楽器屋さんがもってきたのは、
大きな大きな太鼓。
その太鼓をたたくと・・・
太鼓を叩くたびに広がる春の季節。
この太鼓を叩くというのが、
私と息子のお気に入りです。
歌を歌ったり、鈴を鳴らしたり、
シンバルでも素敵なんでしょうが、
太鼓っていうのが、冬から春への移り変わりにぴったりだなあと感じました。
くまのがっきやさんシリーズとして、もう1冊あるということで、そちらもぜひに読んでみたいと思いました♪