我が家の兄妹は年中と年少のときから、この本がお気に入りです。大切なだれかのために、一所懸命プレゼントを作るという物語だからでしょうか。保育園でも、何かを作って人にあげることが結構はやって?いるようです。プレゼントは、もらうより、あげるほうが楽しいんですよね。手作りなら、なおさらです。この絵本では、最後にとてもすてきなテーブルクロスが完成します。1針、1針、みんなが想いを込めた刺繍のテーブルクロス。絵を見ているだけで夢があって、我が家の子供たちも「きれいだね」と言っています。絵本全体に、色がとても鮮やかでラテンアメリカを感じさせます。おばちゃんが針を探して、涙を滂沱と流しているところも豪快で、あけっぴろげなラテン的性格?を感じさせます。私は、昔、スペイン語を少し習ったので、独特のリズミカルな名前が楽しかったです。